こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。
旅先で圧縮効果のある写真をきれいな画質で撮りたい!!!と思い、SEL70350Gを購入しました。
この記事では、同レンズについて解説します。
ソニーAPSCの望遠ズームなら、SEL70350G一択
ソニーの望遠レンズには、SEL55210やSEL70300Gもありますが (後述)、結論から言うと、旅行に持って行くならSEL70350Gがベストです。
これ一本で、旅先で望遠でやりたいことが全部できます!
SEL70350Gのおすすめポイント
フルサイズ換算105-525mmの画角をカバー
525mmまでカバーされると、結構色んなものが撮れます。
かなり遠くにいる動物も撮れます。遠くからだと動物に気がつかれないので、かなり自然な写真が撮れます。
また、圧縮効果が素晴らしいので、ごちゃごちゃした街中で写真も撮りやすいです。電柱とか坂道とかをファインダーに収めると、いかにもな写真が撮れます。楽しい。
超望遠なのに軽量
625gです。超望遠レンズだと1kg近くになるものが多いので、この重さは割と驚異的です。
気軽にバッグに入れられる重さですね!
圧倒的な高画質
Gレンズのブランドに嘘はなし。かなりパリッとしたきれいな画になります。
ボケもそれなりにきれいです。
絞り全域できれいに映るので、自分の好きな絵に合わせて自由に絞りを設定できます。というのは、他のレンズだと苦手な絞り領域とかあったりするんですよね……。
手ブレ補正内蔵
望遠レンズだと結構手ブレが気になることが多いので、手ブレ補正を内蔵しているのは大きいですね!
私が使っているのはa6600でボディ側で有効にできるので、ぶっちゃけ絶対に必要かというとそうでもないのですが、ボディ+レンズの両方で有効にできた方が効きは良いので、あるに越したことはないのです。
意外とポートレート写真もいける
わりとボケるので、距離さえ確保できればポートレート写真も撮れます。さすがに単焦点レンズほどではありませんが。
望遠側の方が歪みが少ないので、人物をきれいに撮りやすいが良いですね!
絞ると光が星形になる
絞り羽根が7枚です。絞った状態で光を採ると、きれいな星型になります。
ピカピカ光るような写真を撮れるので、結構楽しい。
SEL70350Gの注意点
一般的に、APSCレンズとしては重い
上記で「軽い!」と言いましたが、それは望遠レンズの中で比較すると、という話です。
単焦点レンズだと100g前後からあるので、600g越えのレンズは実際、やはり重さを感じます。
望遠に興味ないなら他の軽いレンズが良いですね。
若干暗い
F4.5-6.3なので、正直明るいレンズではありません。
軽さとトレードオフなので仕方ない。
日中での撮影にはまったく問題ありませんが、暗いところだと他のレンズの方が良いですね。。。まあ、暗くて望遠が必要な状況ってなかなかないので特に問題はないと思いますが。
あんまり寄れない
最短撮影距離は1.1m-1.5mです。当然ながらマクロ撮影はできません。
室内での撮影も結構きついと思います。
それらが気になる場合は他のレンズが良いでしょう。
価格
2024年4月現在で12万円ほどします……。ただ、値段以上の価値はありますよ!
SEL70350Gの作例
284mm (フルサイズ換算: 426mm)、F8
135mm (フルサイズ換算: 202.5mm)、F9
350mm (フルサイズ換算: 525mm)、F10
198mm (フルサイズ換算: 297mm)、F7.1
SEL70350Gと他レンズとの比較
SEL55210
キットレンズです。3万円です。激安。
望遠を試してみたい、という方におすすめなのですが、画質はまったく期待できません。。。画質を犠牲にしても良いのであれば、買う価値はあります。
SEL70300G
フルサイズ向けのレンズです。15万ぐらいします。
こちらの方が高くて重いです。800gぐらい。画質的にはSEL70350Gと変わりません。
フルサイズ機を持っていて、そっちでも使いたい!という方ならこちらの方が良いでしょう。
まとめ
というわけで、SEL70350Gについて解説しました。
このサイズで525mmまでカバーできるのは良いですね!画質もかなり良いし。
比較的軽量なので、旅レンズとしても結構使えます。
ご参考になれば!