海外ノマドワーカーな日々

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【徹底比較】海外旅行・コンセント変換プラグの選び方とおすすめのご紹介

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

海外旅行や出張で必ず必要になるのが、コンセントの変換プラグです。
でも、とりあえず適当にあるものを買いがちで、それにより滞在中ずっと不便なものを使わざるをえない……ということがあります。
この記事では、海外用のコンセント変換プラグの選び方とおすすめをご紹介します。

 

 

海外旅行には、コンセント変換プラグが必須

海外に行くと、まず手に入れなければならないものの一つに、海外用のコンセント変換プラグがあります。
国によって、コンセントの形が違うため、日本のもの(「I I」 ←こんな形のやつですね)が刺さりません。
そのため、行く国に合わせてプラグの形を変換するものが必要になるわけです。

 

海外では、良いコンセント変換プラグが意外と見つからない

あるっちゃあるんですが、高かったり、質が悪かったり、タイプAが元のコンセントになっているものが少ないです。
そして、それを探す手間がかなりあるので、できるだけ日本で購入しておいた方が良いです。

 

用途別。海外用コンセント変換プラグの選び方

というわけで、選び方をご紹介しますが、大きく分けて2種類から選択できます。

個別の形の変換プラグ: 行く国が決まっている方におすすめ

「行く国 コンセント 形」とかでググると、その国で使用されているプラグの形がわかります。
下記では、代表的な国のプラグの形をご紹介します。
かなり多いので、国によってちゃんと調べるようにしてくださいね。
また、場合によってはホテル等によっても対応しているプラグの形が違うこともあり得るので、必要であればそれもご確認ください。

※B、C、SEタイプはプラグ径のみが違います。
一部の国では、複数のプラグの形に対応しています。
ちなみに、中国ではほぼ全ての形に対応しているようです。

全世界対応型: 行く国が決まっていない・複数の国に行く方におすすめ

上記の通り結構複雑怪奇で、まさにプラグ界のバブルの塔といえるでしょう。
しかし、さまざまな形に対応した一体型の変換プラグもあるので便利です。
上記の全てをカバーするわけではありませんが、よっぽどの事がない限り大体これでなんとかなります。

 

全世界対応型を買う際に気をつけるべきこと

ヨーロッパの多くの国だと使いづらい

一体型はタイプCに対応していて、ヨーロッパではそれを使えと書いてある場合が多いです。
しかし、これが実際の所使いづらいんですよね。
なぜかというと、多くの場所で本当に必要なのはタイプSEだったりするからです。
上記の通り、タイプB,C,SEは同じような形をしていますが、プラグ径が違います。
そのうち、タイプCが一番細いので、タイプBやSEでも挿して使えないことはないんです。
ちゃんと通電しますしね。
ただ、ぶかぶかなのですぐに抜けます。
おそらく、一体型として作るときにタイプSEやBだとCに挿せなくなるのでこうしているのだと思います。
しかし、下記で説明するとおり一体型のプラグって結構重さがあるので、自重で抜けてしまうことが結構な頻度であります。
ちなみに、「タイプSEにも対応」と書いてあるものも確かにありますが、構造上プラグ径を変更できるわけではないので、結局の所ぐらつきます。

個別にタイプSE・タイプBの変換プラグを買おう

上記の対策としては、これらのプラグは個別に買うことです。
安いしコンパクトなので、一体型と一緒に持っていても特に違和感ありません。
我慢して一体型だけを使うと結構ストレスになるので、持てるだけもっておきましょう……。

結構かさばって重い

一個あたり、200g程度します。
これ、結構ばかにならないぐらい重かったりします……。
下記で説明するとおり、複数個持って行った方が良いのですが、3つ持って行ったとすると600gとなり、それだけで結構な重さになってしまいます。
あと、形は大体四角形をしていることが多いのですが、はっきりいってかなり邪魔になります笑

最低2つは買おう

一つの変換プラグで、たこ足みたいにつなげられるものもありますが、安全性の観点であまりおすすめできません。
また、この手のプラグって基本日本でしか手に入らないので(日本のタイプAが元コンセントになっているものが少ないので)、もしそれが壊れた時に結構不便です。
そのため、全世界対応型だけで揃えるなら、予備としてもう一つあった方が安心です。

 

おすすめの海外変換プラグ

全世界対応型

カシムラ 海外用変換プラグ

良いところ

50g以下でめちゃくちゃ軽いです。
また、形状も平たくコンパクトなので、場所を取りません。
カシムラは変換プラグを長く作っており、品質の面でも申し分ないので、その点も安心です。

気になるところ

若干高いこと(2021年4月現在で2000円ぐらい)と、USB用の充電プラグがないことです。
前者に関しては、もっと高いものもあるので、まあ許容範囲です。
後者に関しても、USB用のもので充電したら異常発熱した……ということもありますので、安全性を考えるなら使用しない方が良いので問題ありません。

DOACE 海外変換プラグ

良いところ

上記より若干重いですが、それでも70gです。十分に軽いですね。
あと、安いです(500円くらい)。

気になるところ

割と見かけないメーカーなので、品質面が気になるところです。
とはいえ、レビューを見る限りそこまで問題は無さそうですけれどね。
品質が気になる方はカシムラのものを、値段が気になる方はこちらを選ぶのが良いでしょう。

個別型の変換プラグ

カシムラ 海外用変換プラグ SEタイプ

どれでも安いので、好きなブランドを買いましょう。
ここで注意すべきことは、ものによってはプラグのメス側(日本の方のプラグを差す方)がゆるいものがあることです。
だいたいレビューとか見ればわかると思いますが、不安な方は複数ブランドを試してみましょう。安いですし。

個別の変換プラグは何個買う?

安いので、使うプラグの数だけ購入+予備でもOKです。
具体的には、私は普段PCとスマートフォンの充電に使用するので、普段使い用として2つ+予備2つぐらい用意します。
これらは常に挿しっぱなしで、使わない時もそのまま収納します。
そうしておくことで、使いたくなったときにすぐコンセントに挿せるので楽です。
個別型の利点はこうした小回りがきくことですね。

ヨーロッパ滞在時は、メインをタイプSE&予備として全世界対応型1つでOK

だいたいSEでなんとかなるので、必要な機器分+αでなんとかなります。
上記で「全世界対応型を2つ持った方がいい」と書きましたが、これはヨーロッパ以外にも行く場合ですね。

 

余談: 変圧器は要らない

日本の電圧は100Vですが、国によっては240Vとかの高い電圧を使用していることがあります。
そのため、日本の電子機器をそのまま海外で使えるのか不安になる方も多いと思いますが、大抵の場合大丈夫です。
なぜなら、日本で売られている電子機器は大抵100~240Vに対応しているからです。
実際に自分の手元にある機器が対応しているかどうかを確認するには、ACアダプターのどこかに「100-240v」と書いてあるかどうかを探しましょう。
書いてあれば大丈夫です。
もし「100Vだけ」とかそれに近いことが書いてある場合は変圧器が必要となりますが、私はそんな機器を見たことがないので、基本大丈夫だと思います。

 

まとめ

というわけで、海外用の変換コンセント変換プラグをご紹介しました。
海外旅行に行ったことがある方なら、プラグのことは割と常識なのですが、そうでないなら以外と盲点かもしれませんね。
あと、使いやすい変換プラグって意外と少なかったりします。
なので、この記事が変換プラグ選びの参考になればと思います。