マウスは窓に投げ捨てろ！旅先でのPC作業の効率化

こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

旅先や出張先で仕事をされている方の悩みの一つは、「いかにして作業効率を高めるか」です。
というのは、普段と違う環境にいると集中力を妨げる色んな誘惑があるからです。
海外だと特にそうですね。
そもそも周りの景色も人も日本とは当然違うし、ストレスもかかることでしょう。
そうした中で、普段と同じパフォーマンスを得るのは、最初は中々大変です。
この記事では、そうした状況でいかに作業効率を落とさず(むしろ上げて)PCで作業するコツを紹介します。
効率を上げたら、思ったより時間ができて、普段よりゆっくり観光……というのも良いですね！

マウスはいらない

作業効率化はまずマウスを窓の外に投げ捨てることから始まります。嘘です。
マウスも良いんですけどね……筆者は投げ捨てるまでは Logicool M570 というトラックボールを使っていました。
無線トラックボールなので、体がどんな体勢でもPCを使えるという利点があったのですが、旅をするという観点から、下記で紹介するトラックポイントに移行しました。
理由は3つあります。

荷物が減る(軽くなる)

当然ながら、マウス分荷物が軽くなります。
マウスって結構かさばるんですよね。
なので、これを持ち歩かなくてよくなると、結構心理的にも楽になります。

場所を取らない

旅先では、常に広い机があるとは限りません。
使えるのが、自分の膝の上分だけ……というのもたまにあります。
で、特に普通のマウスを使用している場合、それを置くだけではなくて動かすスペースが必要となりますね。
となると、結構なスペースが必要となってしまうわけです。

マウス以外の方法が便利、超便利

正直、マウスって割と不便なツールだと思うんです。
ものにもよりますが、ただの3ボタン式(左右中央ボタン付き)マウスだと、やれることって本当にポインタの移動とクリックだけですよね。
下記で紹介する方法を利用すれば、色々幅が広がるのでおすすめです。 

 

マウス以外でどんな方法がおすすめ？ 

Thinkpadユーザーなら

私はThinkpadを使っており、これにはトラックポイントという乳首が赤くなったようなものがキーボードのど真ん中にあり、それでマウスポインタを操作できます。
で、これ超おすすめです。特にキーボードを長時間たたく方は。
というのは、これでマウスポインタを操作するのですが、キーボードのど真ん中にあるので、ホームポジションの位置のまま文字を打ち込んだりポインタを操作できるからです。
これは動画を見た方がわかりやすいので、下記をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nWnCVD0rYjs
トラックポインタと非常に相性がよいのは、ショートカットキーです。これも併せて覚えていきましょう。

Thinkpadユーザー以外なら

ただ、これはthinkpadユーザー限定になってしまうし、これを使うだけに専用キーボードを買う必要があるのかというと特にありません。
その代わりとして、その他のノートPCには大抵タッチパッドが付いているので、これを使いこなしましょう。
そして、Windows10以降は「マルチタッチ」「マルチジェスチャー」機能が付いており、これがすごく便利なので、ぜひ使い方を覚えましょう。
下記にそのやり方とコツが紹介されています(ググってわかりやすそうなの選びました)。
トラックポイントは別のベクトルでこれまた使いやすいので、是非慣れていきましょう。
https://www.pc-jozu.com/laptop/touchpad-gesture/

Macbookユーザーなら

上のジェスチャーより、もっっっっっっっと高性能で便利なのが付いてるらしいです(つかったことない)。
これが良くてMacbook選ぶユーザーもいるとかいないとか。
もしあなたがMacbookユーザーで、あまり使ったことがないなら、是非これを良い機会にして覚えていきましょう。

 

ショートカットを覚えよう

さて、これが割と話のキモだったりします。
最低減のショートカットを覚えるだけで、作業効率は2倍になると行っても過言ではないでしょう。
上記のトラックポイントやマルチジェスチャーと組み合わせるともう……最高や！

というか、まずストレスが減るんですよね。
最初は「ショートカット覚えるのめんどくさい！！」って思っても、ちょっとだけ我慢して使い続けましょう。
2週間もしたら体が覚えて、無意識でキーボードを「ｯﾀｰﾝ！」ってできるようになります。
ちなみに、ショートカットを使いこなすと、端から見てすごいPC出来る人に見えるという副作用もあります。
そう見られたところで大して利点はないですが……

Windows編

筆者は Windows しか使わないので、Mac はわかりません。すみません。
というわけで、私がよく使っている Windows の超便利なショートカットを紹介します。

• Ctrl + C コピー
• Ctrl + X 切り取り
• Ctrl + V 貼り付け
• Alt + A すべて選択 (コピーとか切り取りとかの組み合わせが良いですね！)
• Alt + F4 現在アクティブなウィンドウを閉じる (もしくは、Alt + スペース を押した後に C。Alt + F4って、個人的には押しにくいので、この方法を使用しています)
• Window＋↑ 最大化
• Window＋↓ 最小化
• Alt + Tab アクティブにするウィンドウの切り替え
• Alt + Shift + S 範囲を指定してスクリーンショットを撮る (Windows 10限定)
• ファイルを選択 + Ctrl ファイルを複数選択
• ファイルを選択 + Shift ファイルが複数あるとき、選択したところまでのファイルを一気に選択できます。既に選択しているファイルがある場合、そこから今選択したファイルまで選択できます。
• ファイルを選択 + Delete ファイルを削除(ゴミ箱行き)
• ファイルを選択 + Delete + Shift ファイルを、ゴミ箱を経由せず完全に削除
• Ctrl + Z 直前の動作に戻る (Undo)
• Ctrl + Y Undoした動作をもう一度行う
• Win + D 全てのウィンドウを閉じる
• Win + L 画面をロックする

文章を選択中限定(マウスポインタが「I」みたいになってるとき):

• shift + → 反転する文字を一つずつ右向きに選択
• shift + ← 反転する文字を一つずつ左向きに選択
• shift + ↑ 反転する文字をカーソル位置からその文章の文頭まで選択
• shift + ↓ 反転する文字をカーソル位置からその文章の文末まで選択

* 説明だけだとわかりづらいので、実際にやってみましょう。

Chrome編

インターネットを使用することは多いですよね。
私は色んな理由からChromeを使用しているのですが、これにも覚えておくと便利なショートカットがあるので、紹介します。

• Ctrl + W 現在のタブを閉じる
• Ctrl + PgUp 左のタブに移動
• Ctrl + PgDn 右のタブに移動
• Ctrl + リンクをクリック リンク先を違うタブで開く
• Ctrl + T 新しいタブを開く
• Ctrl + Shift + T 最後に閉じたタブをもう一度開く
• Alt + ← 戻る *
• Alt + → 進む *
• 単語をドラッグして、右クリック後「S」をクリック  Googleで単語を検索

タブ関連の操作ばかりですが、これだけでも覚えると作業効率段違いです。
最新版Chromeでは「戻る」「進む」が上記の通りですが、個人的にこの組み合わせが好きじゃないです。
場所的にちょっと打ちにくいわりに、よく使うので。
というわけで、私は Go Back With Backspace というアドオンを入れています。
これを入れると、「戻る」が「Backspace」、「進む」を「Shift + Backspace」で行えるようになります。
 

まとめ

というわけで、PCでの操作にフォーカスを当てて書いてみました。
最初は慣れないからストレスかかるかもしれませんが、2週間もしたら慣れます。
慣れない人は、一つずつでも良いので変えていきましょう。
一つ覚えたら、きっと「すげーーーー！！！」って思えて、2つめ以降も捗ると思いますよ。
ちなみに、複数覚えていくと、指数関数的に使いやすさと作業効率があがります。
ちょっとわくわくしますね！

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