海外ノマドワーカーな日々

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【海外ノマド】貯金と資産運用(投資)には楽天銀行&楽天証券がおすすめ

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

自分の貯金、ただ預けるよりは少しでも増えた方が嬉しいですよね?
さらに、海外にいることが多いから、全部オンラインで完結するようなものがいいし、手間もかけられない……。
この記事では、海外ノマドか海外にいることが多い方向けに、メインの口座のプラスαとして貯金&資産運用(投資)におすすめな楽天銀行(楽天証券)を紹介します。
以下に当てはまる方におすすめです。

  • 海外からでも問題なく使える銀行口座がもう1つ欲しい
  • ノーリスクで貯金を少しでも増やしたい
  • 投資に少し興味はあるけど、本業に専念したい(放置したい) 

 

 

そもそも、なんで口座を2つ以上持つの?

前回の記事では、ソニー銀行がメインの口座としておすすめと言いましたが、それだけしか使わないのはおすすめしません。
理由は下記の3つです。

個人的な出費用

ソニー銀行を仮に仕事用の口座とするなら、個人的な出費(食費、交遊費等)を分けた方が良い場合もあります。
売上と出費の管理がごっちゃになりますからね。

リスクを下げる(リスクヘッジ)

もし何らかのトラブル(自分の口座が使えなくなった等)があった際に、口座が1つだけしかなく、さらに海外にいると、マジで詰みます。
何しろお金が使えないし、即座にトラブルが解決できるとは限りません。
とにかく、海外にいるとすべての事が自己責任となります。
誰も助けてくれません。本当に冗談抜きで死にます。
なので、完全ではないにしても可能な限りリスクは下げるべきです。
銀行口座を2つ以上持っておくなんて大して手間もかからないし、その割にはメリットもたくさんあるので、やらない理由はありません。

銀行口座の特徴による使い分け

これが今回の話のキモだったりします。
単純に2つ持つよりは、特徴に合わせておトクに使い分けしたいですよね!
完璧な銀行は存在しません。
でも、それぞれ補うことで完璧に近い形には出来ますよ。

 

楽天銀行のおすすめなところ

ほぼすべての作業がオンラインで行える

これはソニー銀行も同様です。口座開設時に受け取る「セキュリティカード」さえ無くさないようにしたら、ほぼすべての作業がオンラインで完結します。
セキュリティカードを無くすと再発行になりますが、これは国内の登録した住所にしか送ってくれないので、とにかく無くさないようしましょう。
不安な人は、コピーを取るなどしてもしもの時に備えましょう。
当然ながら、キャッシュカードとセキュリティカードを同時に落として犯罪に利用された……となるとしゃれにならないので、その管理にも気を遣いましょう。

楽天銀行楽天証券を連携させるマネーブリッジが最強

楽天銀行には、楽天証券を開いた人向けに銀行と証券の口座を連携させる「マネーブリッジ」という機能があります。
ものすんごく簡単に言うと資金移動がすごく楽になります。
でも、これは資産運用をしなかったとしてもおトクになるので、是非設定しておきましょう。
これの利点は以下の通りです。

普通預金の利息がメガバンクの100倍(0.001% > 0.1%)になる

簡単に言うと、普通預金口座に100万入れて1年間置くだけで、1000円を利息としてもらえます(厳密に言えば、20%ぐらい税金が引かれるので800円ぐらいです。ただ、これは他行でも同様です)。
これは、他行と比較するとすごく多いのがわかります。
例えば、こちらで確認すると、みずほ銀行普通預金金利は0.001%です。
同じ100万を置いていたとしても、10円です。うまい棒も買えないよ!
更に、同行の定期預金でも0.002%です。定期預金だとお金を一定期間下ろせませんが、楽天銀行のマネーブリッジだと、いつでもお金を下ろせるのに0.1%。
すごいですね!
ちなみに、ソニー銀行の普通預金金利はみずほ同様0.001%で、定期預金は0.01~0.02%です。
0.02%にするには、10年預ける必要があります。
資金の流動性を考えると、楽天銀行の方が良いですね。

マネーブリッジは、楽天証券を一切使わなかったとしても問題ない

「投資とか興味ねーよ!」って人でも、ただ設定するだけで金利が上がるので、しない理由はありません。
なぜこんな大盤振る舞いをしているのかですが、たぶん楽天証券の中の人が投資に回す資産の流動性を高めるためだと思います(適当)。
とりあえず、私が調べる限りだとマネーブリッジを設定したからといって特に不都合はないようです。
現に私は今までまったくありません。

投資するときの手間が結構減る

これも便利ですね。簡単に言うと、10万円分の株式を買いたいとします。
買うためには、当然証券口座にまず10万円を入金しなければいけません。
でも、いざ「買う!」ってなった段階で毎回10万振り込むのって面倒くさいですよね。
タイミングもあるだろうし。
マネーブリッジを設定しておくと、証券口座にあるお金が仮に0円だったとしても、銀行口座に10万以上あれば、購入時に自動で必要な分だけ銀行口座から証券口座に入金>購入してくれます。
私はものすごい面倒くさがり屋なので、こういう機能があるとすごく便利ですね!

ポイント投資ができるので、投資効率が良い

楽天カードで貯めたポイントを投資に回せる 「ポイント投資」が可能です。
1ポイント1円です。
仮にポイント分だけで投資をしていたとしたら、元手は0円で投資が始められ、損することがないので気も楽ですよね!

ハッピープログラムのステージによって色んな優遇あり(達成条件も緩い)

「ハッピープログラム」の条件によって、色々な優遇があります。
ATM手数料や振込手数料が無料になる回数が増えたり、ポイントが貯まったり……。
で、その達成条件も割とゆるいです。
残高が10万、50万、100万、300万と上がっていくごとにより恩恵が受けられますが、50万や100万ぐらいなら達成できる人も多いのではないでしょうか?
また、取引回数によっても判定があり、楽天証券で小さい額を何回もやり取りすることで、容易に最高ステージまで上げることもできます。

 

気になるところ

国内ATMの利用手数料がかかるときは、結構高い

手数料無料の範囲で利用する時は良いのですが、それを越えてしまうと結構高いです。
平日昼間に現金を下ろすと220円。夜や休日だと275円。うーん、高いですね。
更に、入金にもお金がかかります。
ただ、上記のハッピープログラムの条件は結構ゆるいで、使い方さえ考えれば、ほぼ手数料が取られることはないと思います。

サポートは心許ない

そもそも電話が繋がらねえ。
繋がったとしても、たらい回しにされたりめっちゃ遅かったりします。
海外でトラブル発生時にその対応されるとぶち切れそうになります。
「気をつけよう」といっても、トラブルというものは起きるときは起きるので、時間がかかったとしてもなんとかなるような体勢を作っておきましょう。
上記で書いた、「リスクヘッジ」とはこういった事態も含みます。

マネーブリッジの対応範囲が結構限られる(国内株式、投資信託のみ)

海外株式とか、FXとかだと他の証券会社よろしくいちいち入金する必要があります。
超便利だから、全部マネーブリッジで入金できるようにしてくれ~~~~ 

本格的な投資なら、正直他の証券会社の方がおすすめ

楽天証券の利点は、楽天銀行との連携に尽きます。
正直、他のネット証券会社の方が手数料も安いし、安定しているし(楽天証券のサーバーはわりとよく落ちるみたい)、使い勝手も良いです。
なので、1日に頻繁に取引したい人は絶対に違う証券会社の方が良いです。
ただ、私のようにほぼ取引せず長期保有したりする人は楽天証券でもOKです。
というのは、色んな証券会社を使って使い方とか使い分けを考えるより、銀行と証券会社をセットで扱うシンプルさ、色んな優遇措置を考えると、考えることが少なくて済みますから。
長期保有なら取引の度に発生する手数料も抑えられますしね。
投資で飯を食ってるなら別ですが、大抵の方は本業があると思います。
そうなると、極力手間の少ないものを選んで、空いた時間を使って更に本業に打ち込む方が効率も良いでしょう。

 

まとめ

というわけで、海外にいる人向けのおすすめ銀行口座である楽天銀行を紹介しました。
私は、普段使いはソニー銀行、貯蓄&資産運用は楽天銀行と分けて使っています。
上で書いた通り、どちらもインターネットさえ繋がっていれば大体のことができるので便利ですね。
参考になれば幸いです。
ちなみに、個人事業主向けの投資方法の記事も書いていますので、良かったらこちらも見ていって下さいね。