海外ノマドワーカーな日々

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【徹底比較】海外ノマドにおすすめの国とは?【ヨーロッパ】

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

ノマド旅をしたい!ヨーロッパに行きたいけど、どんな国が良いの?」という疑問をもたれる方もいると思います。
海外ノマドというと、タイやベトナムとかの東南アジアにいるイメージが強いですね。
これは日本だけに限らず世界的にそうです。
その理由は色々あるんですが、私はヨーロッパにいることが多いです。
この記事では、ヨーロッパで長期滞在・仕事するのにおすすめの国を紹介します。 

 

 

どういった国がノマドにおすすめ?

長期滞在できる国(ビザ)

まず考えるべきことは、自分がその国にどれくらいの期間滞在できるか、です。
アジア諸国では、観光ビザもしくは無査証で入国できる国だと、マックス1週間とか2週間とかザラです。
本当に観光だけですよね……。
リタイアメントビザとか色々検討したら長期滞在出来る国もあるんでしょうけど、こういうのって大抵面倒くさいし、果てしなく時間がかかります。
なので、下記で紹介するのは、日本人だとビザ無しで入国・滞在できるものを取り上げています。
幸いにも、ヨーロッパの多くの国は最大90日間いられます。
ただし、シェンゲン協定に加入している国は「シェンゲン圏内で180日のうち90日滞在可能」という特殊な制限があるので気をつける必要があります(ちょっとややこしいので、詳しくはこちらをご確認ください)。
ただ、それ以外だと極端な話3ヶ月ごとに国を移動していればずっとヨーロッパにいられるので楽ですね。

安定したインターネット環境がある(カフェに無線LANがある)

リモートワークで働くとなると、インターネットがあるかどうかは生命線となります。
で、ヨーロッパの場合、日本みたいに高速なインターネットを引いているところはかなり少ないです。
私のメインの仕事(翻訳)は幸いにもそれほど高速なインターネットが必要ないので問題となることは少ないですが、気になる場合はそこら辺も要チェックしましょう。
また、インターネットがあるカフェがあるかどうかも気になる所ですね。

物価が安い

リモートワークをしていて収入が場所に依存しない場合、単純に物価が安ければ安いほど生活は楽になります。
仮に月20万稼ぐとします。
物価の高い国にいたら出費が月15万かかるかもしれませんが、ものすごい安い国にいたとしたら、その半分で生活ができるかもしれません。
残りを貯金できたら、将来にも備えられますね!

飯がうまい

はい。もしかしたら一番大事かもしれない。
ご飯がうまいとモチベーションが結構違いますからね。

治安

上記のことが問題なくても、治安が悪い国だと安心して暮らせられませんよね……。
まあ、でも大抵の場所は大丈夫です。
というより、「○○って街は治安が悪い」と考えるより、むしろ「自分がいる都市のどこが治安が悪いのか」を把握すべきです。
大体どの都市にも安全なゾーンと危険なゾーンが存在しており、ひとくくりに「○○は危険」と言えるパターンの方が少ないからです。
そして、その判別の仕方ですが、一番確実なのは現地人に聞くことです。
しかしながら、旅も慣れてくるとだんだん雰囲気でなんとなくわかるようになります。
例えば、路上のゴミが極端に増えたり、グラフィティ(落書き)が多かったり、ライトが少なくて暗がりになってたり……。
判別が難しい場合は、観光客が多いエリアは安全なことが多いです。
警察もそういうエリアを見回りしていることが多いので。

外国人慣れしている

これはまあ、必須ではないんですが。
具体的には、英語を話せる人がどれくらいいるのかっていうのと、外国人(特にアジア人)を見て逃げる人が少ないかどうかですね。
前者は正直どうとでもなるんですが、後者は結構イラッとします。
慣れていないのはまあ仕方ないんですが、逃げることないでしょ……。
冗談だと思う方もいるかもしれませんが、結構あります。マジで。

ノマドにおすすめな国

というわけで、ノマドにおすすめの国を紹介しますが、評価点は以下の通りです。
5が一番良くて、1が最悪です。

  • ビザ
  • 物価
  • インターネット
  • 治安

トルコ

ビザ 3点

一般的なヨーロッパ諸国よろしく、180日以内に90日間滞在できます。
ポイントは、シェンゲン圏外なので、他の国との滞在を加算されることはありません。

物価 3点

だんだん物価も上がってきていますが、西欧に比べたらまだまだ安いです。

ちなみにトルコリラは絶賛下落しているので、行く時期によっては結構おトクになるかも。

インターネット 4点

至って普通です。時に気になることはありません。
大抵のカフェには無線ランがあるので作業にも困りません。
おしゃれなカフェも多いですよ!

治安 2点

街に暗がりが多いです。
観光地周辺なら問題ないとは思いますが、メインの通りから細道に入るとすぐに真っ暗になるので、夜はお気を付けて。

飯 5点

あとケバブうまいっすね~~~~~~色んなケバブ食べましょう。
ドナルケバブなら安いですしね!
ただ、結構お腹に重いです。
後は、オスマントルコ時代の宮廷料理とかもあります。
こっちはもう少し胃に優しいです。
腹減ってきた。。。

人 2点

うーーーーーん。トルコ人……。
いや、別に悪い訳じゃないんですよ。でも、何か変な人が多いです。
イスタンブールのブルーモスク周辺には、日本語で話しかけてくる謎な男たちがたくさんいます。
私の経験上、なぜか皆日本人の彼女がいるんですよね……ありえないでしょ
で、話していると大抵絨毯屋に連れて行かれます。
断りましょう。
また、物をわざと目の前に落としてそれを拾わせて、「お礼」といって靴を磨いてくる人もいます。
で、それが終わると「磨いたんだから金よこせ」と。
無視しましょう。
なんか、ひどい犯罪に巻き込まれるっていうイメージはあまりないですが、なんかせこい人が多かったです……。
いい人も多いですが、なんというかテキトーな感じでした。はい。

イタリア

ビザ 2点

シェンゲン圏内ですが、割と簡単に滞在許可の延長が出るらしいです。なので、計6ヶ月?
私は試したことないし、噂レベルの話なのであえてリンクも載せませんが……。
後、投資ビザだかなんだかあって、シチリアとかのぼっっっろい家を数百万で買えばビザが下りるとも。
詳しくはぐぐってください。

物価 3点

いわゆる先進国の中では物価は低めです。
「先進国に滞在したい!」って人はおすすめですよ。
レストランとかはあまり変わらないですが、スーパーとかは比較的安いです。

インターネット 1点

まあ、普通なんですが、絶望的に作業が出来るカフェが少ない。
イタリアってカフェに長居するような文化がなく、皆エスプレッソを飲んですぐに立ち去ることが多いみたいです。
ノマド的にはきついですね……。

治安 2点

場所によりますが、イタリア人はよく喧嘩しているイメージです。
後、声とジェスチャーがでかい。
基本的には、南にいけばいくほど治安は悪いらしいです。
南部には行ったことないのでわからんけど……。

飯 5点

もう語るまでもない。イタリア料理最高ですわ。
パスタ、ピザ、ラザニア等など、挙げたらキリがありませんね。
地域ごとに色んな特色もあります。
個人的には、ジェノバで食べたロブスターがうまかった。
……腹がもっと減ってきた。

人 4点

基本的ににこやかだし、いい人が多いです。
距離も近いです。
喧嘩しない限りは滞在はとても快適でしょう。
ただ、テキトーな人は結構多いので気をつけましょう。

ドイツ

ビザ 3点

ノマド向けにドイツを出すのかは少し考えたんですが、一応。
フリーランスに優しい国で、一定条件をクリアしたらビザが発給されます。
アート系は降りやすいとのもっぱらの噂。
ドイツに住むのは、少し憧れありますね~~~~

物価 1点

もう語るまでもない。ザ・先進国って感じです。
よっぽど稼いでいない限り、外食をする度に冷や汗がでるでしょう。
並みのレストランで並みの食事をして3000円以上します。おそろしい。
ちなみに、ベルリンだと都市で便利な割に安いらしいです(最近は上がってきているとの噂も聞きますが、私は行ったことがないのでわからん)。

インターネット 4点

比較的安定していました。
また、普通に作業できるカフェも結構あり、問題ありませんでした。

治安 4点

まあ、普通の先進国って感じがします。
変なところに変な時間に行かなければ問題ないと思います。

飯 4点

ビール!ビール!ビール!!!

人 5点

ヨーロッパの中では、しっかりした人が一番多い印象です。
一番勤勉で真面目というか。
一緒に仕事をしていても、安心感が違いますね。
ステレオタイプで判断するのは良くないのですが、ドイツの場合は良い意味でその通りな人が多かったです。

ポーランド

ビザ 4点

日本とポーランドはビザに関して特別な取り決めがあるので、(入国や出国の仕方は考える必要はありますが)、シェンゲン圏内ですが最大6ヶ月ビザ無しで滞在できます。
ワーキングホリデービザもあるので、色々選択肢がありますね。
詳しくはぐぐってください。結構ややこしいので。

物価 4点

結構安いです。
1500~2000円ぐらい払ったら、かなり良い物が食べられます。
スーパーに行けば当然ながらもっと安い。

インターネット 5点

携帯のSIM料金は、単純明快かつ安いです(8GBで1000円しないぐらい)。
加えて、どこにいても途切れることはなく、安定していました。
また、無線LANがあっておしゃれなカフェも多かったです!
カフェで作業している人も多く、最高でしたよ。

治安 4点

いやー、結構治安いいすよ。
ワルシャワグダニスクブロツワフクラクフといましたが、変な所にいかないという前提条件はあるものの、身の危険を感じたことはりません。

飯 3点

普通のスラブ料理です。
肉!肉!ポテト!!!って感じ。
好きなんですけど、毎日これだと飽きます。

人 5点

超優しいです。本当にびっくりするぐらい。
ウェイウェイしてる感じじゃなくて、割と落ち着いてる人も多いので、私みたいな陰キャにはおすすめですよ!
なんというか、本当に皆人が良いですよ。感動できる。
バルカン半島とか他のスラブ諸国って無愛想な人が多いんですが、ポーランドは違う。
住みたくなるぐらい。マジで。

ウクライナ

ビザ 3点

180日間のうち、90日滞在できます。
ウクライナはシェンゲン圏外なので、隣国ハンガリー(シェンゲン圏内)に90日間いて、その後にウクライナ90日間、といったことができます。

物価 5点

西欧から来たら天国かと思うぐらい安いです。
1000円出したらかなりいい料理が食べれます。観光地以外。
3000円も出したら、超豪華になります。
スーパーでの買い物も、加工食品を避ければ無いに等しいレベルです。

インターネット 5点

携帯料金安いし、ノマド的に作業できるカフェも多いです。
大正義Aroma Kava。Aroma Kavaは、まあ、ウクライナでいうスターバックスみたいなもんです。大好き。
ちなみに"кава (kava)"はウクライナ語でコーヒーの意味。cafeと似てますね!
でも、ロシア語だと"кофе(kofe)"となります。coffeeっぽい。

治安 3点

暗い所と地下鉄は気をつけましょう。
特に後者は、時間帯によっては結構混みます。
私は恥ずかしながら一回すられました。
プロだとマジで一瞬ですっていきますのでお気を付けて。

飯 3点

普通のスラブ料理って感じですね。
ボルシチがうまい。
腹減った。

人 5点

ウクライナだと色んなエピソードあるんですが、ポーランドと匹敵するぐらい良い人が多いですね。
なんていうんだろう。
ちょっとした親切が出来る人が多いというか。
扉を開けてくれたり、ちゃんとお礼が言えたり、何か困ってたら積極的に助けてくれたり……。
きらびやかな建物や特別な観光地はありませんが、人の良さだけで「また行きたい!」と思える国です。

ジョージア

ビザ 5点

ビザ無しでほぼ1年いられます。しかも、一回出国したらリセットされるので、すぐに戻ってくれば理論上無限に住めます。
制度が変わらない限り。
こんなことしているのはジョージア以外の国ではありません。

物価 5点

べらぼうに安い。
レストランで1000円だしたら超豪華になります。中心地でも。
ちょっと外れに行けば、500円でお腹いっぱいになれます。
とりあえず中心地のRustaveli(スルタベリ)にいけばいろいろあります。

インターネット 4点

携帯料金も安い。3Gのプランで月300円とか。
加えて、首都トビリシだと至る所に作業ができるカフェが多くておすすめです。
ただ、あまり回線は太くないことが多いので、それが必要になる場合は場所を考えましょう。

治安 4点

今のところ、特に危険を感じたことはないです。一般的なことを注意しておけば問題ないでしょう。

飯 5点

ジョージア料理うまいですよ!
キンカリ、ハチャップリなど、色んな料理があってどれもこれもうまいです。
ただ、胃にめちゃくちゃ重いです。
週1回で十分ですね。
というか、結構カロリー高めなので毎日食べてたら太ります(なので、ジョージア人は太ってる人が多いです)。

人 4点

皆すんごくのんびりしてます。人だけじゃなくて、野良犬ものんびりしています。
歩道のど真ん中でよく昼寝しています。
ものすごい牧歌的な国です。
ジョージアにしばらくいると、自分までのんびりしてきます。すごい。
ただ、最近はコロナの影響でアジア人に対する風当たりが少し厳しくなってきました。。。止めて欲しい。。。 

 

まとめ

というわけで、ノマド向けにおすすめの国を紹介しました。
いやー、でも選び方って結構難しいんですよね。
私はウクライナポーランドジョージアが好きです。
物価とか色々理由はあるんですが、でもやっぱり一番は人ですよ。
執筆時点で今は日本にいますが、次の旅では他の国もリサーチしたいですね。

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