こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。
個人事業主……フリーランス……リモートワーク(テレワーク)……なんだか煌びやかな響きですね！
そして、「独立して個人事業主になりたい。でも仕事が忙しくて……」という方は結構多いと思います。
この記事では、独立して早数年、今だから言えるサラリーマンをしながら独立準備をする人向けのコツをご紹介します。
なぜフリーランスなのか？
……と書きましたが、そもそも論として独立する必要があるのかという話もあります(出鼻をくじいて申し訳ありません)。
どの仕事で独立するとかそういったことはここでは触れませんが、もし仕事が辛いから独立したいということであれば、転職すれば解決するかもしれませんしね。
加えて、個人事業主になるとすべての問題が解決するわけでなく、あくまで働き方が変わってやることも変わるというだけです。
個人事業主になるデメリットもあります。しかも結構たくさん。
それでもやりたいのかどうかというのは、まず考えるべきだと思います。
もし「よく考えたけど、別に独立する必要がなかった」とわかったなら、時間や気力を別のものに充てられますからね。
下記の記事では、メリットデメリットの両方を思いつく限り挙げましたので、迷っている方はご参考ください。
travel-and-work.hatenablog.com
フリーランスになる際の課題
さて、本題に移ります。
「それでも個人事業主になりたい！」という私みたいな珍妙な方もいるかもしれません。
しかし、現実には色々むずかしい……。
下記では、そのよくある理由を挙げます。
働きながらだと、とにかく時間がない
仮に仕事が毎日17時に終わって、家のこともするとなると、「毎日自由に使える時間が数時間しかない」というパターンは結構あります。
残業してたら更に少なくなりますよね。
※時間がないという悩みは、半分くらいはタスク管理で解決できます。それについても解説しているので、良かったら読んで下さい。
お金
何で個人事業主になるのかにもよりますが、先立つお金がないと独立しづらいですよね。
ある程度見込みが出てこないと、中々リスキーです。
具体的には、半年から1年間全く収入がなくても生きていけるくらいの貯金はしておきましょう。
仮に一人暮らしをしていて、月の生活費が15万だとすると、1年で180万円、半年だと90万円ぐらいは必要です。
ただ、実家に住んでいて、(家族の視線はさておき)生活できるならそこまで必要ないかもしれません。
気力がない
というか、仕事から帰ってきたあとって、疲れて何もやる気がおきない……というパターンもよくあります。
働きながらでもフリーランスになる準備を行う際のコツ
さて、下記では、働きながらでもスムーズに準備を行うヒントをいくつかご紹介します。
これは私の反省も含まれます。
まず、休む日を決める
「24時間戦えますか？」というCMがありましたが、普通に戦えません。
というか、戦ってはいけません。死にます。
「日曜だけは何もせず遊ぶ」とか「月に2回は完全にオフにする」とか自分に合うペースでまず休みを決めましょう。
計画をざっくりと立てる
1年~3年ぐらいの先の計画をざっくり立てましょう。
ざっくりで良いです。どうせ計画通りになんていかないので。
方向性が正しいのかと自分がどの位置にいるのかを把握できるようにしましょう。
時間に対する投資を惜しまない
これ、私が一番反省していることなんですけどね。
重要でないことや時短できそうなことに対して、積極的に金を突っ込んで下さい。
代表的なものは、食洗機とかロボット式掃除機ですね。
日々の家事とか、可能な限り効率化して自分の負担を下げましょう。
これは、時間的な話だけでなくて、例えば特に時間はかからないけど面倒な作業(皿洗いとか)を自動化しておくことで、気力の消費を減らせます。
で、開いた時間や気力体力を準備に使いましょう。
家だとだれるなら、カフェ等を利用する
これも反省点ですね。
仕事が終わって家に帰ると、目の前にベッドがあり、つい誘惑されてダーーーイブ！「お布団愛してる……」となるともうダメですよね(経験談)。
これの解決方法は、仕事の帰りにカフェかどっか寄って作業をすることです。
スムーズに作業に移れます。
毎日通うとカフェ代がかかりますが、これは投資だと思って下さい。マジで。
布団に誘惑されて何もできずに時間を浪費して罪悪感を感じるよりは遙かに良いでしょう。
金がないなら、図書館とかもおすすめです。
※仕事をするのに良いカフェの選び方を解説した記事もあります。
とにかく独立後の生活を妄想する
独立したいなら、何かしらの夢があるのではないかと思います。
私は旅でした。
気分がくじけそうなときは、関連するコンテンツを見てやる気を上げるか、独立後の生活を妄想しましょう。
意外と効果ありますよ。
よく勉強する
とにかくよく勉強しましょう。
直接仕事に関わることだけでなくて、幅広く勉強するのをおすすめします。
でも、優先順位は付けましょうね。
どうせフリーランスになると、常に勉強していないと生きていけなくなってしまうので、その練習も兼ねています。
本を読む
上記と関連しますが、直接仕事に関連するもの以外だとタスク管理とか自己管理とかが結構役に立ちます。
最初期だと、経理関係の本も軽く読む必要がありますね。
とにかく色々読みましょう。
※ノマドワーカー/フリーランスになるのに訳に立った本について解説した記事もあります。
無理をしない
休みを作るのと関連していますが、あまり無理をしないようにしてください。
体が資本なので、無理のないペースで続けられるようにしましょう。
あまり人のことを言えませんが。。。
仲間を作る
もし同志がいるなら、積極的に会ったり話し合ったりしましょう。
その人が自分と同じレベルで似たようなことをしているなら、お互い励まし合いましょう。
自分の目標を他の人に伝えておく
他人に宣言しておくと、言い訳が聞かなくなります。
つまり背水の陣が敷けます。
人と会うのが好きなら、交流会等に参加するのもあり
たまには人に会うのも良い気分転換になるかもしれませんね。
ただし、「名刺コレクター」になるのは意味がないです。
純粋に他の人がどんなことをしているとか、どうやってきたかとか、どうしたいのかとか色々話すと参考になるかもしれません。
私は陰キャなのでほとんどしませんが。
騙してくる人を見分けるスキルを身につける
「独立したいです！」とか言ってると、「良い投資の話があるんだけど……」とか、「ブログで1000万稼いでるよ。稼ぎ方？このサロン(有料)に登録してね」とかそういう話がよく舞い込んできます。
本当にたくさん舞い込んできます。
でも、本当に楽な道ってないんですよ。
地味な作業をしばらく続けて、ようやく日の目を見るのです。
あ、ポンジスキームかもありますね。
「俺はそんなんに騙されんわ」と思っている人ほどよく騙されます。
本当によく騙されています。
人間は脳の造り上、騙されやすいようにできるので、常に警戒は怠らないようにしましょう。
ちなみに、騙してくる人かどうかの一つの判断方法ですが、その人の発言の裏を考えることです。
例えば、「良い投資があるんだけど」と言ってくる人がいたとすると、「この人は自分だけでやらずに、なんで私に話を振ってきているんだ(その人にどんなメリットがあるんだ)？」と考えましょう。
まあ、これを本人にぶつけると、大体「○○(あなた)さんがいい人だからだよ」とかあいまいな答えが返ってきますが。
とにかく、あなたが直感的に「ん？？？」って思ったら大体正しいです。
「金を生まないが重要なこと」を学んでおく(経理とか)
独立して仕事が忙しくなってくると、経理とかやらないといけないけどお金を生まない作業がおろそかになってきます。
これは、可能な限りまだ収入がなくて暇な時期か、仕事を辞める前に勉強しておきましょう。
フリーランスの経理については、freeeとソニー銀行がおすすめです。
健康管理に目を向ける
フリーランスは体が資本です。
有給休暇という概念がないので、自分が働けない=収入がゼロです。
また、体調が悪いと判断力が低下します。
判断力の低下は生産性の低下に直結し、要するに働く時の効率が悪くなります。
なので、今から健康のことに気を遣うようにしましょう。
自分の生活習慣を可視化する
「時間がない」って思っていても、意外と見つかります。
作業の合間合間にちょっと無駄なことをしていたり、「同時にできることはないか？」と探したり……
でも、まずは自分の生活を可視化して、どこにどんな問題があるのかを可視化することから始めるのが良いでしょう。
何に時間を使っているかのログは、Togglで計測するのが良いと思います。
私は仕事に関してはこれで計測しています。
私は面倒なのでできていませんが、普段の生活で行っていること(お風呂とか食事とか)にどのくらい時間をかけているのかもこれで計測できます。
また、最近買ったのですが、Fitbitは睡眠時間や睡眠の質を自動で計測してくれるので、上の体調管理と合わせてログが取りやすくなります。
私が買ったのは下記の Fitbit Inspire HR で、小型軽量でコスパ最高なのでおすすめですよ！
Fitbit Inspire HR のレビューはこちらから。
まとめ
というわけで、結構乱雑ですが、色々コツみたいなのをまとめてみました。
特に、時間に対する投資という概念は本当に意識して下さい。
時間は有限で、お金以上に貴重だからです。
お金は減っても稼げば済みますが、時間はただ過ぎるだけですからね。
サラリーマンやってると、あまり意識しませんが、独立後は本当に大事になってきます。
以上、参考になれば幸いです。
