海外ノマドワーカーな日々

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英語赤点から社会人で翻訳者に。今までにやった勉強方法のご紹介

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

「社会人で英語を勉強しはじめたけど、どうしたら良いのかわからない」……そんな悩みはありませんか?
この記事では、22歳から英語を勉強し始めて現在は仕事にしている私がどのように英語を勉強してきたのかを説明します。

 

 

私の英語レベル

英語で仕事ができる

お客さんはほぼ外国人です。
なので、コミュニケーションも英語です。
どういった英語的な表現が良いのかとか、伝え方とか、そこら辺を考えながら話せます。
前提となるのは、相手の言っていることをちゃんと理解でき、自分が伝えたいことを正しく伝える英語力となります。
ただ「言いたいことを伝えられる」だけでは不十分だからです。
ライティングについては、どのレベルかというと、私の仕事用のウェブサイト見ればなんとなくわかると思います。 

たまに不自然な表現はあるが、言いたいことは100%伝えられる

ネイティブではないので、不自然な表現はあります。
たぶん、自然な表現で話すのは「英語圏に10年以上住んでいる」とか、「向こうで生まれた」とかじゃないと難しいですね。
ちなみにスラングや口語的表現は一般的なものでないとわかりません (勉強中です)。 

未知の単語を聞いたり見たりしても意味が予想できる

単語を分解して、「どんな言葉が基になっているのか」や接頭語や接尾語から「どういった意図の単語なのか (例: unusualという言葉なら、un-usual、つまり「一般的」という意味のusualに否定のunが付いているので、「一般的でない」と考えられますね)」、単語の語源からどんな場面で使われるのかを想定できます (例: psychology (心理学) といったように、psyとかで始まる単語はフランス語由来が多いですね。philosophy (哲学) といったような、ph を f で発音する単語はギリシャ語由来です)。
そして、一般的に英語における外来語は学術用語とかが多いので、格調が高いイメージとなります。
となると、なんとなく単語を見た時に「これはどんな意味で、どういった時に使う」とという予想ができます。
当然例外もありますが。

英語をちゃんと始めたのは22歳で、ほぼ独学

タイトルにもありますが、高校時代英語は赤点でした。
「中学英語はわかるが……」というレベルですね。
なので、この記事を見ている方の中だと、当時の私より英語ができる人の方が多いという確信があります (笑)
そして、学校で勉強したのはオーストラリア時代のうち、半年しかありません。
なのでほぼ独学です。

 

どのように英語を勉強したのか?

さて、本題です。
今話の流れを整理していたら結構いろいろやってたことが判明したので、時系列に説明します。

まず単語帳で基礎単語を覚える

中学レベルの単語力しかなかったので、まずはその復習と高校レベルまで上げるためにDuoを買いました。
Duoって、単語帳といっても例文がストーリーみたいになってたので、わりと楽しく覚えられます。
元々あまり勉強する癖が付いてなかったので、こういうのだと他の単語帳より楽でよかったです。
CDも一緒に買って、それに合わせて流し読み感覚で読んでいました。
多分計10回ぐらい読みました。
習慣づけるために、毎日トイレに入って便座に座るときはこれを読むようにしてました。
ちなみに、「中学レベルから怪しい」という人はTargetシリーズからやるのがおすすめです。
目安は、パラパラ単語帳を開いて半分くらいわかるものが最適です。
5回ぐらい単語帳を流し読みして、8割ぐらい分かったら同じレベルの単語帳をあと2つぐらい同じことを繰り返します。
すると、「あ、この単語違う単語帳でも見たことある!!」となり、記憶の定着が良いです。
また、単語帳ごとに記載している単語も若干違うので、抜けを防げます。
同レベルの単語帳を3つぐらい流し読みして、どれも8割ぐらいわかるようになったら、次のレベルに行きましょう。
単語の覚え方については、下記記事で詳しく解説しています。

英単語は忘れろ!英語が苦手で苦痛な人に送る単語帳での勉強方法 - 海外ノマドワーカーな日々

 

オンライン英会話を始める

その次は、DMM英会話でスピーキングの練習を始めました。
DMM英会話のプラン上、一日25分毎日やらないと損みたいな仕組みになっていましたが、これが非常に良かったです。
毎日話す習慣ができたので。
25分というのも、初心者にはちょうど良い時間でした。これより長いとだれるし、短いと上達しませんからね。 
最初はまったく話せなくてめげそうになりますが、一週間ぐらい続けると単語は発せられるようになるはずです。
その辺りからめちゃくちゃ成長を感じられるようになって、楽しくなりますよ。

最低限の発音矯正をする

オンライン英会話を始めるのと同時に、日本人が間違えやすい発音の矯正を行いました。
bとvの違い、sとshの違いとかそこら辺ですね。
thの発音には最後まで苦労したのを覚えています(今でもeverythingとか言うと舌がつりそうになります笑)。
オンライン英会話の先生に聞いてもらったり、自分でスマホに録音したりしてました。
「それっぽく」なるだけで、ちょっとした自信になるのでおすすめです。 

定期的にTOEICを受ける

習慣的にやっていると言っても、目標がないとだれるので、定期的にTOEICで上達具合を見ていました。
この段階だと、TOEIC対策=英語の上達だったので、点数が伸びるとうれしかったです。
長文を読む練習にもなりましたね。

留学する (語学学校に行く)

その後、オーストラリアのシドニーに行きました。
上記の練習のおかげで、留学開始時点から旅行英語は話せるようにはなっていました。
「英語を話せないと生活できない」という恐怖があったので……。
語学学校のクラス分けでは、最初は確かpre-intermidiate(下中級)だった気がします。
単語力も文法力もあまりなかったのですが、Duoで鍛えた基礎単語 (旅行や日常会話で使う最低限の表現も満載で便利でしたよ!) とオンライン英会話のおかげで単語をタイミングよく発せていたからですね。
留学初期はほんとうに色んなトラブルがあったのですが (飛行機に預けた荷物が紛失しかけたり)、それでも何とかなったのは英語力の面で良いスタートを切れて好循環を得られたからです。
英語もできない、トラブルも多い……ってなると本当にめげますよ。
だから、最低限の英語力はつけてから行くのがいいですよ。マジで。 

英語で英語を学ぶ

語学学校では、英語で英語を学びました。
まあ、習っていたことって、すでに知っている中学レベルの文法だったんですけれどね。
こういうのって良い訓練になります。
あと、グループディスカッションとかが活発で、眠くならなくて良かったです。

一言英文日記を始める

授業でやることだけだと、圧倒的にライティング力がつかなかったし、ライティング力がないとスピーキング力も伸びないことが判明したので、毎日英文を書くことにしました。
とはいえ、いきなり長文は無理だったので、一言だけ書いていました。
例えば、I went to a park today とかそんな簡単な文章ですね。
で、1ヶ月ぐらいすると慣れてきて、A4用紙一枚分くらいは書けるようになったので、今度は学校の先生に頼み込んで、添削をお願いしました。
今から考えると、その先生、完全に業務範囲外のことだったのに快諾してくれてたので、本当に良い人でしたね。

外国人とシェアルームを始める

最初はホームステイしてたのですが、どうもホームステイ自体が肌に合わなかったので、オンラインのルームメイト募集サイトを見ながら良い部屋ないか探していました。
最終的に、学校から徒歩10分ぐらいのところの部屋に市民権持ってるバングラ人とシェアを開始しました。
すごく良い奴だったけど、毎日「日本人の女の子紹介してくれ」と私に頼み込むのはどうかと思うよ
……この生活のおかげで、日常生活で使う英語になれてきて、晴れてほぼ英語だけで生活できるようになりました。
あと、バングラ・インド系の英語の発音に結構慣れました。
やっぱり環境変えるのが一番ですね。

現地で働く

語学学校を卒業後は、クイーンズランド州のめっちゃ田舎の島で仕事が見つかったので、住み込みで働くことになりました。
仕事は、一日7.5時間ひたすらレストランで皿洗いを行ってました。
あまり英語を使わないと思っていたのですが、結構忙しいところだったので、「即座に英語を理解して応答する」という訓練になりました。
考える暇もなく答えないといけない場面ってありますからね。 

もう一度語学学校に行く (ちゃんとした文法とビジネス英語を学ぶ)

その後は、シドニーに戻り、同じ語学学校のケンブリッジ英語検定対策コースに入りました。
ここでは、ビジネス向けの文法とか言い回しを中心に学びました。
そして、コース終了後にその検定試験を受けた後、日本に帰国しました。 

帰国。単語力をさらに鍛える

試験の結果は残念な感じだったので、すごく落ち込みました。
なので、留学自体よりも勉強に打ち込むことになりました。
とにかく単語力が弱いことがわかっていたので、その後3年ぐらいは確か10冊ぐらい英単語帳買った気がします。
モチベーションの維持には、単語レベルを図るウェブサイトを活用していました。
単語を覚える作業って単調だし成長が分かりづらいので、こういうのを活用するのがおすすめですよ!
最終的にはこれで10000語レベルぐらいまで上げました。
このあたりまで来ると、街中の英語は見たらだいたい意味がわかるようになります。

 

 

イディオムや口語的表現を覚える

come up with (アイデアとかを思いつく) とか、carry on (続けて行う) とか、簡単な動詞の組み合わせだけど、元の英単語とはまったく違う意味になる熟語を単語帳を読んで覚えました。
これをやるまでは、「単語の意味はわかるけど、文として見たら意味がわからない」という現象が発生していました。
特に口語でよくありましたね。
知っているか知らないかだけの話ですので、粛々と覚えるだけです。 

 

英文法についておさらいをする

昔懐かしのForestを買い直しました。
たまに抜けている文法とかあって、そのチェックを行いたかったので。
細かい違いがわかると、複雑な英文でも精読していけば要素ごとに分割できるようになり、何を言っているのか理解しやすくなります。

翻訳に関する本を読みあさる

よりびみょうな違いとかニュアンスを理解するために、翻訳に関する本もいくつか読みました。
日本人が間違えやすい英語とかを中心に解説したものもありますので、勉強になりますね。

 

アニメを英語でたくさん見る

「英語を鍛えるには映画やドラマを見るのがいい」とはよく言われているんですが、私、海外ドラマにしても映画にしても、あまり興味がなかったので続かなかったんですよね。
でも、アニメは昔から好きだったので、代わりに英語吹き替えのアニメを繰り返し見てました。
BLACK LAGOONで汚い言い回しを覚えて、攻殻機動隊で日常じゃ絶対に使わないような難しい言い回しを知って、Girls Und Panzerで若い女の子の話し方を学びました。
他にもいろいろ見た気はするのですが、覚えているのはこの辺りですね。
それぞれを「英語で見る(字幕付き)→日本語で見る→英語で見る(字幕なし)」というセットで3回ぐらい回したと思います。
「アニメだと口の動きがわからない」という批判はあるのですが、私は人と会話する時は口元全然見ないので、まったく問題ありませんでした。
とにかく続く方法の方が大事ですよ!マジで!! 
ちなみに、北米版のDVDやBluerayは超安いです。
ワンシリーズで3000~4000円であります。
もちろん日本語でも視聴できます。

 

 

語学交流系のイベントに行く

Meetupを主に使っていました。
Language Exchange (語学交流) 系のイベントにはよく行ってました。
でも、毎回話題が同じだったのですぐに飽きた記憶があります。 

語学交流系のサイトで交流する

Interpalとか、Japan guideで文通してました。
ライティングを楽しく鍛えるならこれが良いですね。
ちなみにJapan guideの文通機能は消えました……。

映画を見る

気が向いたときは字幕ありで映画見てました。
ちなみに、最近見たもので面白かったのはWolf of Wallstreetです。
3秒に1回ぐらいFuckって言っていますので、日本人からするとわかりにくい?Fuckの用法を学べます (割とまじで)。 

色んな国の人と話して訛りに慣れる

仕事柄、色んな国の人と話しますが、もう訛りは千差万別ですね。
たくさん会議すると色々慣れてきます。
私の今の鬼門はスペイン語訛りです。 

YouTubeで外国人が配信しているコンテンツをあさる

写真の撮り方とか、最近のニュースとか、英語で配信している動画を片っ端から見ます。
ちなみに、最近見たので面白かったのはこれです (40秒の短い動画です。英語わからなくても面白いと思います)。

www.youtube.com

 

余談 

留学は必要?不要?

留学しなくても英語は勉強できますが、それは「学校の授業さえちゃんと受ければ旧帝大に入れる」という感じに近いです。
理論上は不可能ではないけれど、多くの人はそれだけでは無理ということですね。
習慣を変えるには環境を変えたほうが手っ取り早いし効果も高いので、そういう意味で、多くの人は留学した方が効率良いです。
スピーキングに関して言えば、日本でオンライン英会話ができればそれでOKです。
しかし、どうしても怠けてしまう方はフィリピンに留学してマンツーマンで強制的にやるのもありです。
オンライン英会話に比べたら、多分10倍以上金かかりますが……。 

日常会話が一番難しい

「日常会話程度にはなりたい」と多くの方が言いますが、これが一番難しいですよ、正直。
スラングたくさん、背景知識ないとまったくわからない話題たくさん……。
逆に、ビジネス英語は楽です。
決まった言い回しとかを一度覚えれば後はそれを流用すれば良いだけですからね。
そして、どちらも共通して言えるのは、実際語学力より文化の違いの方が問題になることが多いことです。
こっちの方が学ぶことは多いです。 

語学の勉強方法は他にも応用できるのでおすすめ

語学はマラソンに喩えられますが、その通りです。
がっつり10日間一日10時間勉強するより、毎日30分を一か月続ける方が成果が出ます。
そしてこれは、語学以外にも当てはまります。
そして、毎日継続するには習慣化する必要がありますが、このコツがわかれば語学学習以外にも応用できるようになるので便利です。
ちなみに、モチベーションの維持方法については下記記事に詳しく書いています。

現役翻訳者が教える英語学習のモチベーションを5分で上げる方法 - 海外ノマドワーカーな日々

英語の勉強ってそもそも必要?

色々便利になることは多いのですが、英語ができないとこれを実感できないというパラドックスがあります(笑)
くわしくは下記記事にまとめています。

英語の勉強は無駄じゃない。現役翻訳者が語る語学学習の必要性 - 海外ノマドワーカーな日々

 

まとめ

というわけで、私がやってきた英語の勉強方法を語りました。
偉そうに書いていますが、私もまだまだ勉強中です。
今はネイティブの校正者を雇って、自分が書いた英語の問題を指摘してもらったりしています。
あと、書いてて思いましたが、参考になるかどうかすごく怪しい。
見ての通り独学まみれなので、大学で英語専攻していた人とか、何なら翻訳に関する学位持っている人とかと比べると大したことはありません。
というか実際、私は恥ずかしいですよ。このレベルでこんな記事を偉そうに書いてしまって良いのかという。
とはいえ、社会人から勉強を始めた人の中では相当頑張った方だと思ってますし、それなりに考えてやってきました。
再現性があるかどうかはわかりませんが、まあ、良いと感じる部分だけでもピックアップしてもらえると幸いです。