海外ノマドワーカーな日々

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本当にフリーランス(個人事業主)になるべき?メリット&デメリットのご紹介

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

「会社勤めなんてクソ。社畜から脱却して、フリーランスになりたい」とか「このまま会社にいて大丈夫なのかなぁ……」とかお考えのあなた。
本当にフリーランスがあなたの「正解」ですか?
この記事では、フリーランス(個人事業主)になろうかどうか迷っている方向けに、フリーランスのメリットデメリットをご紹介します。

 

なぜ個人事業主なのか?

フリーランス個人事業主、自営業……何か独立してやってて、すごいきらびやかなイメージがありますね!
ちまたでは、「これでもか」というほどフリーランスがもてはやされています。
まるで「まだ会社で消耗しているの?」と煽られているかのごとく。
でも、フリーランスをすることがあなたの人生の問題を解決するわけではありません。
どんなことでもメリットデメリットは存在しており、これはフリーランスでも同様です。
考えるべきなのは、メリットデメリットを検討した上で、それでもやりたいかどうか、です。
また、検討した上でも「思ってたんと違う」と思うことはたくさんあります。
本当にたくさんあります。
なので、仮にフリーランスになったとしても、会社員に戻れるような体制もあると尚良いですよね。
というわけで、下記ではフリーランス(個人事業主)を数年続けて私が感じたメリットデメリットをご紹介します。 

 

個人事業主になるメリット

あらゆる意味で自由

これが一番にして至上です。
犯罪とかじゃない限り、何をしてもOKです。
好きなことをして、好きじゃないことをしなくて済みます。
そして、フリーランスになるかどうかは、「自由」に対してあなたがどこまで価値を置くかによると言っても過言ではありません。
しかし、ここで言う「自由」とは、「何でもできる」という意味ではありません。
「行動に対するあらゆる責任を負う覚悟を持った上で、好きなことを行う」という意味です。
具体例を挙げます。
友人から、「100万円を共同投資しないか」という話があったとします(この投資が詐欺ではないと仮定します)。
これは10年後、50%の確立で1000万円になり、残りの50%の確立で10万円になります。
あなたはこの投資に乗ることにしました。
そして、結果は10万円でした。
この結果に対して、あなたは「おまえ騙しやがったな」とか「適当な投資案件持ってきやがって」と友人を責めますか?
もしここで友人を責める人は個人事業主に向きません。
ここで考えるべきことは、クソ投資案件だと見抜けなかったことや、友人を(そういう意味で)信用できると判断した自分のミスに対する反省です。
これは極端なケースですが、結果的に「自分の判断で」投資に乗ったわけで、その結果は自分で受け入れないといけません。
これが私の考える自由で、これを理解した上で、どこまであなたが自由に対して価値を置くかということです。

「節税」という概念が発生する

「これ経費になるから!」という発言を良く聞くと思います。
というのは、仕事に関係するものは基本的に経費扱いにできて、その年の課税所得を下げられます。
ただ……これ実際の所結構誤解されているんですよね……。
会社員が言う経費と個人事業主が言う経費は全く別物です。
前者は会社が費用を代わりに払うので自分の懐は痛まないのですが、後者は普通に自分の金ですからね。
あくまで、税金が少しだけ安くなるというだけです。
うまいことやれば税額はそれなりに下がるのですが、それでも結局払ってる金額はサラリーマン並み程度までにしか下がらないってことは結構あるので、「自営業は税金払っていない!」って石は投げないで下さい笑

本当に色んなことを学べる

会社員をやっていると、経理部にいない限り税金の仕組みを調べることはないと思います。でも、税金の仕組みがわかれば、「どうやったら税金が安くなるのか」とか「税の仕組み」を知れます。
厳密に言えば会社員でも知ることはできるのですが、「必要は発明の母」と言うように、個人事業主になったら否が応でも学ぶことになるので、深く知れます。
また、9時5時に会社にいれば良いわけではないので、時間の使い方にも深く意識が向くようになります。
下記でも書いていますが、誰かが見張っているわけではないので、「ちゃんと自己管理をしよう」という意識が向きます(できないと大変なので)。
そういったスキルは、個人事業主にならないと中々身につかないものです。
そして、これらは仮に後々会社員に戻ったとしても役に立つスキルで、何なら一生役に立ちます。
余談ですが、私がフリーランスをやっているのはこれが一番大きいです。
まだまだ未熟ですが、本当に広く深く色んなことを知れます。
こうした経験はかけがいのないものですし、会社員をやっていた3年間より、フリーランスを始めてからの1年間の方が、圧倒的に学んだことは多かったです。


個人事業主になるデメリット

収入は不安定

あたりまえですが、サラリー(定期収入)はありません。
先月は100万円稼いだのに、今月は10万円とかいうのもザラです。
忙しさも不安定です。
死ぬほど忙しい時もあれば、めちゃくちゃ暇な時もあります。
余談ですが、Twitterとかで「月収100万達成!!」とか言っているアカウントは、だいたいこんな感じです。
加えて、業種によりますが、仕入れとかとかで90万分購入して100万で売っても同じ事ができますね。
その場合、月の利益は10万円ですが、この額を稼ぐのに200時間掛かっていたとすると、時給は500円です。
仕入れを行う業種はスケールメリットを活かせるので、こんな単純な話でもないのですが、まあ、だいたいそんな感じなんですよ……。 

社会保障はお話にならないレベルで保護されない

日本の社会保障制度はサラリーマンを想定して作られているので、本当にひどいです。
国民年金国民健康保険に入ることになりますが、それぐらい。
特に後者は結構高いですよ。 
でも、年間売上が1000万円ぐらい超えたら法人成りも選択肢になってきますので、ここまでくれば(年収の割には)社会保障費を安くできます。

支払う税金が高くなる

上記でもちょっと触れていますが、基本的に収入が同じならサラリーマンの方が手取りは多いです。
これは、会社が社会保障を半分(健康保険とか年金とか)を払ってくれているからです。
個人事業主だとこれらを全部自分で払わないといけないからですね。
あと、ちゃんと経費は経費で申請しておかないと、想像以上に税金等で取られます。
「これは経費になるから!」と叫ぶ個人事業主がいますが、あれは得意げに言っているのではなく、むしろ迫り来る税金に対する悲鳴だと思って下さい笑

社会的な信用がない

サラリーマンの信用、すごいですよ。
数千万のローンが通りますからね。
個人事業主になると、ローンはもっての他、家探しに不動産屋さんから「個人事業主か……」と渋られたり、断られたりします。
ただ、太い連帯保証人(家族とか)がいればその限りではないようですけれど。
あと、クレジットカードの審査にも普通に落ちるようになります。
もし独立を考えるなら、ローンやクレジットカードは絶対退職する前に申請しましょう。

自己管理できないと色々きつい

すべてが自由=すべてが自己責任です。
うるさいながらもサポートしてくれる上司はいません。
困ったときに助けてくれる同僚もいません。
なので、仕事のオンオフを含めて自分で管理できないと結構大変です。
あと、有給という概念もないので、健康維持も仕事のうちとなります。

仕事に対する責任は会社で働くより大きくなる

会社でなにかをミスっても、基本的には上司から怒られるだけで済みます。
特に給与カット!とかそういう話にはなりませんよね。
個人事業主になると、ミスったら普通に支払いがなくなります。
まあ、それまでといえばそれまでなので、特に大きな話ではありませんが……

働き過ぎる

「色々不安すぎる……だからもらえる仕事は全部受けないと……」って思考回路になる人も多いです。
となると、土日も昼夜問わず働きづめ……というパターンもよく聞きます。
私も結構ありました(今でもたまにあります)。
これ、体壊すのでできるだけ控えましょう。  

取引先が会社の場合、自分は「吹けば飛ぶような存在」である

もう少し簡単にいうと、舐められることが多くなります。
サラリーマンとして取引先と交渉をする場合、相手は自分の所属している会社とやり取りしていることになるので、そこまで舐められることはありません(当然場合によりますが)。
フリーランスはとてもとても小さい存在なので、本当になめられることが多くなります。
でも、対策もあります。「相手にとって自分しか○○という仕事を頼める人がいない」という状況を作り出すことです。
すべては需要と供給で成り立っています。
なので、自分を「供給が少ないマーケットで需要が高い」ポジションに置くのが大事ですね! 

 

まとめ

というわけで、フリーランスのメリットデメリットをご紹介しました。
個人的には、「自由」というのがフリーランスをやる上でのあらゆるデメリットを凌駕するので続けています。
したがって、「フリーランスになるべきかどうか」という最終的な判断基準は、あなたが自由をどこまで求めるのかという点に尽きると思います。