海外ノマドワーカーな日々

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【海外旅行におすすめ】ソニーの軽量レンズの紹介 (SEL1670Z / SEL35F18)

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

前回はソニー α6600 の紹介をしましたが、今回は同機に合う&海外旅行におすすめなる便利ズームレンズ「ソニー Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z」と単焦点レンズ「ソニー E 35mm F1.8 OSS SEL35F18」を紹介します。

 

 

海外旅行におすすめなレンズとは?

軽量

海外旅行にカメラを持って行くとなると、重さの結構な割合をカメラが占めることになります。
で、レンズも、ものによってはかなり重くなります。
フルサイズ向けのレンズだと、それだけで1kg超えるものとかもザラです。
そして、カメラとレンズが重くなると、カメラをぶら下げて歩くときに疲れやすくなります。
旅行中は何かと移動距離が長くなるので、「カメラ重いからもう宿に置いておこうか……」となると本末転倒ですよね。
逆に軽いと、いつでも鞄に忍び込ませて、手軽に写真が撮れるので心理的な負担が軽減されるので、軽量であることはかなりのメリットになります。

便利ズーム

便利ズームとは、いわゆる広角域から望遠域までカバーするズームレンズのことです。
レンズ交換って何気に手間だし、センサーにゴミがはいるリスクを考えると、この手のレンズを1本だけ持って行くというのもアリですね!

単焦点レンズ

個人的には激推しです。
これでスナップ写真とかを撮ると背景が綺麗にボケた写真が撮れるので楽しいですよ!
これ1本だけだと撮れるものの範囲が狭まりますが、単焦点レンズは軽いものが多いので、便利ズーム+αの1本として鞄に忍び込ませるのがおすすめです。

何個持って行くのが正解?

私は、便利ズーム+単焦点の2本をおすすめします。
基本的には、便利ズームを使い、スナップとか人物を撮りたいときは単焦点を……という使い分けをしています。
ちなみに、前回の旅は超広角ズーム50mmの単焦点でした。
広角ズームも超楽しいのですが、あまりに広すぎて、撮れる物が限られてました……。
自然とか、教会みたいなでかい建物ばかり撮るなら超広角もおすすめですよ!

 

ソニー Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z

便利ズームとして、SEL1670Zを購入しました。画角は16mmから70mm(APS-C換算24mm - 105mm)をカバー。一般的な被写体ならこれで十分ですね。 

おすすめなところ

軽くてコンパクト

なんと308g!
このぐらいの画角のレンズだと500g超えるものも多いので、割と驚きの軽さです。
似たような画角のものなら、最軽量のレンズです。

丁度良い画角をカバー

16-70mmなので、APS-C換算で24-105mmとなります。
広角側で建物をでっかく撮ったり、ズームを効かせて遠くのものをちょうどいい大きさで撮れます。
ちなみに、いわゆる標準ズームは18mm(APS-Cで27mm)から始まるものが多いのですが、これは16mmなのでそれらより広く撮れます。この2mmの違いって結構でかいですからね。
ちなみに、「APS-C換算って何??」って人は以下の記事を参考してください。
わかりやすく説明されています。

logcamera.com

F4通し

Fとは絞りの量のことで、絞りの量とは光の入る量を表します。
で、ズームレンズだとズームすればするほど勝手に光の入る量が少なくなる=写真が暗くなるのですが、このレンズはズームしても変化しません。
これの何が良いかというと、単純に操作が楽になります。
というのは、普通は光の量が少なくなるとそれを補うために他の設定をいじる必要があるのですが、それが必要なくなるので撮影に集中できます。
撮影してると、設定を変える場面って割とあるので、手間が減ると結構楽になります。
絞りについては、下記の解説がわかりやすいです。

note.com

また、F値通しについては下記を参照してください。

hechima-papa.com

Zeissな画質

いやー、色んな作例見てて思いましたが、何ともいえない質感がありますねー。
なんか、パリッとした明るい感じが好きです。
でも、堅い感じはないんですよね。
単焦点をパリッとさせた感じ?わからんけど。
正直ZeissとかLeicaとかブランドに特に興味ないのですが、ビビッと来たレンズだったんですよ。
こういうの結構大事。

デザインがかっちょいい

うーん、金属製のボディにZeissのロゴ……かっちょよくないですか?
シュッとしてて。

手ブレ補正付き

a6600にも手ブレ補正付いてるのですが、このレンズと組み合わせると、角度ブレ補正はレンズ側で行います。
で、角度ブレについてはレンズ側の方が精度が良いらしいので、丁度良いバランスになる……のかな?知らん。

 

気になるところ

値段

たっっっかい!!
新品だと7万以上します(2020年5月現在)。
このレンズに不満を持つ人は多いらしいのですが、その理由の8割ぐらいは価格です。
「この価格ならもっと良くできたのでは?」と。
あと、Zeissっていうのにすごい期待している人も多かったみたいです。
私はまっっっっったく気にしませんが。
ただ、その代わり、中古だと結構値が落ちますので、特に理由がなければそれで買うことをおすすめします。
中古価格は常に適正価格です。

F4通しはちょっと暗いかも

通しは通しで便利なのですが、F2.8-4みたいな感じだったら、広角側でかなり明るくなるしもっと便利かなーと思います。
まあ、今回は暗い所は単焦点に変えるって割り切ってるので別に大きな問題ではありませんが。

画質が良くない?

上と書いていること反対なのですが、結構細かいところの画質に問題があるとかないとか。
私は全く気にしませんが。
というかね、そんなことより被写体、構図、ライト、そして何より、撮る人の腕の方がよっぽど影響あると思いますよ……。
ここらへんの詳しい話は、下記に書かれていますので、気になる方は参考にしてください(結構ボロカスに言われていますが)。 

digicame-info.com

ソニー E 35mm F1.8 OSS SEL35F18

単焦点レンズのSEL35F18も購入しました。
これで旅先でも背景ボケやポートレート撮影が楽しめるよ!

おすすめなところ

軽い

なんと154g!上のズームレンズの半分ですよ!!
もはや付けている感覚なし。やばし。

使いやすい画角(フルサイズ換算52.5mm)

50mmは、人間の視界に最も近い画角と言われています。
なので、見たとおりの写真が撮りやすい、使いやすい画角です。
以前はニコンの50mm(APS-C換算で75mm) F1.8のレンズも良いのですが、いかんせん撮れる範囲が狭かったので、今回は35mmを買いました。
ちなみに、最短撮影距離も30cmと、上記のニコンの50mmが45cmなのと比べると短くなっており、被写体に寄れます。

手ブレ補正付き

同上。

気になるところ

50mmと比べるとボケの量は当然少ない

50mmだと、本当にボケが強い写真が撮りやすいのですが、35mmは若干抑え気味になります。
まあ、十分っちゃ十分ですけどね……。

あまり特徴のない写り

別に良いんですけどね……
ただ、これと競合しているシグマの30mm(後述)は結構柔らかい雰囲気の写りになるらしいんですよ。
で、このレンズはそこまでの特色は無いです。
写りに素直とでも言いましょうか。
さしたる問題でもないですけど。

 

撮影例

SEL16170Z

下記の通り、このレンズの特色はなんといっても独特な緑の発色とパリッとした写りです。
上記で説明した通り、確かに絞ると若干ぼけた感じはしますが、この色合いはこのレンズでしか出せません。

 
 
 
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下記は70mmまでズームして撮りました。
Lightroomでの現像処理の効果もありますが、やはり発色はすばらしいです。

 
 
 
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ワイド端 (最も広角)、つまり16mmで撮った写真。
多少パースペクティブ (建物がででーん!!って広そう&でかそうに見える感じ) が効いています。
個人的には、もっとあっても良いかなと思いますが、許容範囲です。

 
 
 
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SEL35F18

下記はF3.2まで絞って撮ってます。結構くっきりで良い感じで撮れますね。

 
 
 
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絞り解放 (F1.8)で撮った写真。ボケ感はさすがの単焦点といったところ。

 
 
 
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F8まで絞ったもの。
結構コントラストがはっきりした写真が撮れます。
画質的には申し分ありませんね。
SEL1670Z (上のズームレンズ) を同条件で撮影しても、画質的な意味ではここまできれいには撮れません。

 
 
 
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ちなみに、F20まで絞ると綺麗な光芒 (光の線) が出ます。
工場夜景とかでよく見るやつですね。ぴかーーー!!!

 
 
 
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他に検討したレンズ

下記では、検討の結果買わなかったレンズとその理由を紹介します。

ソニー E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G

SEL1670Zと比べると、100g以上も重い

Vloger御用達といわれているこのレンズ。
105mmまでズームできるだけでなく、電動ズームも搭載しているのですが、うーん、427gで結構重いんですよね。
100g以上もの差は、旅すること考えたら無視できないんですよね……。

広角側が18mm開始

上記でも触れていますが、16mmと18mmの差はでかいんですよ、意外に。
できるだけでっかく撮りたいので、私は16mmの方が良いですね。

でも安い。コスパ最強。

コスパはもう、最強です。上記のことが気にならなくて、Zeissの画質に惚れていないなら、迷わずこっちを選ぶべきです。
5万ですよ、5万(2020年5月現在)。
 2万も違ったら、そらみんなこっち選ぶでしょ。

ソニー E 16-55mm F2.8 G SEL1655G

望遠側がちょっと足りない

F.2.8通しで明るいので、かなり重いレンズ(494g)だけど、これ1本だけ持って行けば良いと考えてたんですが、望遠側が55mmまでなんですよね……。
私にはちょっと足りなかったです。。。
あと、ボケた写真撮るなら、やっぱり中途半端なことをせず単焦点買った方が良いな、と感じたのもあります。

クッソ高い

12万ぐらい(2020年5月現在)。
今回買った2つのレンズを合わせても上回るという……。

ただ、画質は感動的

作例見てますが、本当すごいですね。
ただ、良いレンズを買えば良い写真になるかと言うとそうでもないので、「やっぱり腕かなぁ」とも思いますが。

シグマ 30mm F1.4 DC DN

SEL35F18より100gぐらい重い

シグマのレンズは安くて良い物が多いのですが、重いのもまた多いです。
これも例に違わず、でした。

手ブレ補正なし

まあ、a6600だとボディにあるので問題はないのですが。

ただ、安いし、質感とf1.4の明るさは素晴らしい

超明るし、質感も私好みなんですけど……うーん、100gの差はでかいんですよね……でも、たぶん50g以下の違いなら絶対こっち買ってました。
重さが気にならなかったら、こっちの方がおすすめです。

 

まとめ

というわけで、a6600におすすめのレンズを紹介しました。
参考になったら幸いです。
ちなみに、「a6600とSEL1670Zで実際に夜景が撮れるか」もレビューしています。
ご参考ください。

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