海外ノマドワーカーな日々

海外放浪しながら仕事しています。旅に便利なアイテムやおすすめのサービス、フリーランスとして仕事に役立つ情報、生活のライフハックを紹介。ミニマリスト的です。

MENU

【銀行】ノマドワーカーなど、海外が長い人にはソニー銀行がおすすめ

f:id:travel_and_work:20200614020137p:plain

こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

「海外ノマドしている人や、海外滞在が長い人、海外移住した人って、銀行とかどうしてるの?」って気になりません?
完全に海外移住したなら、現地で銀行口座を開くパターンが多いと思うのであまり問題はありませんが、お金の出入りが基本的に国内な人の方が多いと思います。
そうなると、日本の口座かつ海外で使いやすいものを選ぶ必要が出てきます。
この記事では、メインの口座としておすすめなソニー銀行を紹介します。

moneykit.net

以下のどれかが当てはまる人におすすめです。

  • 海外滞在時間が長い。でも日本の銀行口座が必要。
  • というか、税金も日本で納めている
  • 海外にいても、銀行の機能が全部使える
  • 海外にいても、できるだけおトクに使いたい
  • でも、日本にいるときもやっぱり便利なものがいい 

 

 

そもそも海外ノマドワーカー向けにはどんな銀行が良いの?

すべての作業をオンラインで完結できる

言うまでも無く、これはもはや必須ですね。
自分が海外にいるときに何か作業をするたび、「いや~~~~これ窓口か郵便でしか扱ってないんですよ~~~~」とか言われても、物理的に無理ですよね……。
ギャグのようですが、実際あります。ゆうちょなんですが。
あと、みずほ銀行の口座をお客さんからの報酬の受け取り先にしたら、銀行から電話かかってきたこともありますね。「なんか海外から着金したんですけど……」って。
で、話をしてると、毎回着金するごとにお客さんとのやり取りをみずほに報告しないといけないらしい。マジかよ。

各種手数料が安い、もしくは無料

海外にいるいないに関わらず、各種手数料は安いに越したことはありませんよね。

もしもの時の保険がある

「海外のATMでお金を下ろしたらスキミングの被害にあった!」とかたまにあります。
でも、そういったトラブルの時に真摯に対応してくれるところが良いですよね!

 

ソニー銀行のおすすめなところ

完全にオンラインで作業可能

ネット銀行なので、口座を開くときさえ日本にいればもう郵送でやり取りすることさえもありません。
お金の管理もすべてオンラインで完結します。
登録の修正や高額送金の際も、トークンさえあれば問題なく行えます。
いや~~~~パスワードの変更したいなら、郵送で申請書出してくださいよ~~~~」なんて言われません。ゆうちょなんですけど。

海外送金時、被仕向送金手数料が無料

海外送金してもらって受け取る場合、受け取ること自体にお金がかかります。
通常は大体2-3000円ぐらいですね。
少額送金なら、こんなお金掛かってたらもはや使う理由もないですね。
ただし、ソニー銀行の場合これがタダです。
ちなみに、送金側銀行でも仕向送金手数料という手数料がかかってて、これが「受け取り側負担」になっているとこちらが払わないといけません。
送り先と相談して、可能ならこれは送り先負担にしましょう。
無理なら仕方ないですが、これも大体2-3000円ぐらいかかります。
後は中継銀行向けの手数料とかもあるんですが、色々ややこしいので気になる人はググってね!

VISAデビットカード機能付き

VISAが対応しているお店だと海外でも日本にいるときと同じようにお金を支払えます。
どの国にいても、大抵勝手に円貨に変換して支払えるので、お金を下ろす手間もなし。
そして、ヨーロッパだとほぼVISAに対応してますので、便利ですね!
また、使った金額をすぐにメールで通知してくれるのですが、これが以外と便利なんですよ。
というのは、海外でカード支払いするとカード会社が現地通貨から円貨に両替して使った金額を割り出すんですが、クレジットカードだとその金額がわかるのが翌月とかいうパターンも多いです。
でも、ソニー銀行のデビットなら即時に「自分の円の口座からいくら支払ったのか」がわかりますし、実際即時引き落としです。
色んな国行ってると、両替の計算だけでも面倒ですが、この手間がなくなる恩恵は海外滞在時間が長ければ長いほど大きいですよ!

海外ATMからお金を下ろすとき、国内で下ろすときと同じ感覚で使える

海外ATMからお金を下ろす場合、大抵はクレジットカードのキャッシングを利用して引き出すことが多いと思います。
キャッシングということは、当然利息もかかりますし、すぐにそのお金を支払いたい場合、後ほど自分でその手続きを毎回やる必要があります(なんのこっちゃわからん人は、「海外 クレカ キャッシング」とかでググってね)。
いやーーーー、面倒ですよね??
私は嫌です。毎回そんなことするの。
ソニー銀行なら、マジで国内と同じ感覚でお金を下ろせます。
下ろした額も、即時口座に反映。便利ですね。

優遇プログラムによって様々な恩恵がある

条件は色々ありますが、一番簡単なのは300万預金してシルバーになることです。
詳しくはこちらから。
正直一番の目玉はキャッシュバックなので、それに興味なければ別に良いんですが。特に便利なのは、以下の通りです(シルバーの特典です)。

海外ATM利用料が1度無料になる

海外にいると基本的にカードで支払う方が便利ですけど、やっぱり現金が必要なことも出てきます。
で、普通のクレカとかで海外のATMを使用すると、色んな手数料がかかってしまいます(ATM利用料、引き出し手数料etc)。
で、大きく分けて、現地側でかかる手数料と自分の口座がある銀行側でかかる手数料があります。
ソニー銀行の場合、「海外のATMを使用した時の、ソニー銀行側のATM手数料が無料」になります。
なぜカギ括弧にしたかというと、海外のATMを取り扱っている銀行側の手数料はなくならないからです。ややこしいですね。
とはいうものの、単純に「他の銀行より少し手数料安くなるよ」ぐらいの感覚でいると良いでしょう。

デビットで使用した金額のキャッシュバック率がすごい

シルバーだと、使用した金額の1%キャッシュバックです。
ポイントじゃなくてキャッシュバックですよ。
一般的に、ポイントでも1%還元だとかなり良い部類ですが、キャッシュバック、つまり現金で戻ってくるんですよ。
ちなみに、ステージなしだと0.5%です。クレカ使いましょう。

振込手数料が月4回、ATM手数料(国内)が月7回無料になる

海外にいると、誰かに送金したり、自分の他の口座に送金する機会が増えると思います。
となると、振込手数料がタダな回数が多いとありがたいですよね。
国内にいるときも、大抵のコンビニにあるATMからタダでお金を下ろせます。
ATMの場合、ステージなしでも4回まで無料なので週1回はタダでお金を下ろせますね。

外貨口座も開けて、円の普通口座と同様に使用可能

もし自分が外貨が持っている場合、それを外貨のまま預金できます。
主要外貨は大抵対応しています(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドルとか)。
で、もしユーロが使えるところに自分がいて、支払いがユーロだとしましょう。
その場合、自分の口座にあるユーロからそのまま支払うことが出来ます。
手数料もかかりません。
つまり、仮に10ユーロのものを現地で購入してソニーデビットで支払った場合、自分のユーロ口座から10ユーロ引かれます。それだけ!

個人事業者にも便利(Freeeに対応)

自分がフリーランス青色申告してたりすると、記帳しないといけないですよねー。
ソニー銀行は freee に対応しているので、非常に楽です。
というか、ソニーデビットカードとFreeeってすごく相性が良いです。
というのは、普通のクレジットカードだと、先ほど行ったとおり使用した金額の情報が反映されるまで時間がかかるんですが、デビットなら即時です。
これ、海外にいるときは本当に重要な機能です。
なぜなら、海外で何かお金を使っても、後から見返したら何に使ったか判別付きにくくなるんですよね。
現地通貨で支払っていたら、日本円でいくらだったなんかなんて覚えているわけがないし、使用に関する情報も、大抵現地語で書かれているから想像も付きにくいし。
加えて、クレジットカードのように1ヶ月後に情報がFreeeに来たら、もう無理無理かたつむり。
それを思い出して記帳するだけで本当に嫌になるほど時間がかかってしまいます。本当苦痛(経験済み)。
ただ、ソニー銀行のデビットだと即時反映なので、まだ何に使ったのか覚えているうちに記帳できるし、何なら忘れてしまっても、自分のメールから検索して支払い情報の詳細を出すこともできます。
これは時間の節約という観点から、非常に有効です。
皆は苦労しないようにしよう!
freee に関する記事も書いています。ソニー銀行との連携も可能です。

ショッピング保険が付いているのと、対応が結構真摯

海外で盗難にあった場合とか、スキミングの被害に遭って現金が盗まれることがたまにあります。
そういった場合の保険が付いているので、もしもの時のリスクが多少減りますね!
で、その場合は、銀行にカードの停止やその他諸々ヘルプしてもらうことになりますが、ソニー銀行は割と真摯に対応してくれるみたいです。
私はまだ被害にあったことはないのですが、友人がそうなってて横で見てましたが、割と良い感じです。

 

ソニー銀行の気になるところ

キャッシュバックは海外使用分や一部のサービスでは適用されない

はい。これ、私最近気がつきました。てっきり付いていたもんかと。
ただ、つかなくても私はデビットを使用し続けます。
なぜなら、上記で書いた「口座に即時反映」「Freeeにも即時記帳」が可能という非常にでかいメリットがあるからです。
使いすぎも防げるし。
このメリットはポイントをもらうメリットより遙かに大きいのですが、例えば月々の定期的な支払い、つまりサブスクリプションの支払いとか、携帯料金とかならクレジットカード支払いの方が良いでしょう。
Freeeの「自動で記帳」も使えるし、この手のものって大抵後で思い出しやすいので。
なので、海外での普段使いにはソニーのデビット、それ以外はクレジットカードという使い分けをしています。

トークンを持ち運ぶのが何気に面倒

まあ、ちっこいんですが……無くしそうで怖いですね。
海外でなくしたら割と面倒だし。

資産運用には向かない

ソニー銀行には、定期預金、投資信託など資産運用も可能ですが……うーん、ぱっとしないんですよね……。
資産運用と貯蓄には楽天銀行がおすすめです。
これについては、次の記事で書こうと思います。
といっても、メインは貯蓄で資産運用はあまりしないので、本当に触りしか書きませんが。

 

注意

住民票は抜かない方がいいかも

海外に出る際、色んな理由から住民票を抜く方もいます。
ただ、原則として日本の銀行口座は登録してある住民票をベースに物事が進みますので、銀行と面倒くさいトラブルになることもあります。
ケースバイケースですし、正直全く何も問題ないパターンも多いです(現に、私は昔オーストラリアに住んでいた時は抜いていたのですが、全く問題ありませんでした)。
ただ、抜いたら銀行関係含めてどんなリスクがあって、どれだけ許容できるのかは考えておきましょう。
必要であれば、銀行とも相談しておきましょう。
私は面倒なので、住民票は抜いていません。

 

まとめ

というわけで、ソニー銀行について紹介しました。
他にも色んなネット銀行はあるのですが、海外ノマドワーカー向けには正直ソニー銀行以外選択肢はありません。
サブとして他のも使いますが、私はメインとしてはソニー銀行一択です。
次回は、貯金や資産運用におすすめな銀行を取り上げます。
また、個人事業主向けの投資方法とかも書いています。
ご参考になれば!