海外ノマドワーカーな日々

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ノマド・ネットビジネスはなぜ怪しい人が多いのか?見分ける方法は?

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

ネットビジネス……ノマド……この界隈、うさんくさい人が結構多いです。
この記事では、実際にどんな人が多いのかということと、騙されない方法を解説します。

 

 

 ネットビジネス・ノマドのよくあるイメージ

とにかくキラキラ

「今週はドバイに来ました!」とか「カルフォルニアのビーチ最高!!」とか毎週のようになんかキラキラしたことを言っている人が多いイメージですね。
あまりにそれが多いので、いつ働いているのか疑問に感じます。
まあ、そう言うと「ストック型のビジネスで云々(だから働かなくて良い)」という話になっていくのですが。。。

自由を手に入れた俺&私

「いつまでサラリーマンしているの?毎日満員電車で通勤して消耗して、残業して、それって人生楽しいの?」と、サラリーマンをディスって、「自分たちのような自由な生活を手に入れませんか?」とアピールしている人も割といます(最近はコロナの影響でそういうのはなくなりつつありますが)。
まあ、わからなくもないのですが、実際のところ、場所に縛られない仕事というのは結構限られてきます。
これに、時間も縛られないも追加すると、さらに少なくなります。
私はどちらの条件も満たしていますが、そのためにできなかったり諦めたりした仕事もそれなりにあります。
ちなみに、商売としても、拡張性のある仕事というのは、店舗や工場を構える仕事が多かったりするので、時間も場所も縛られない仕事っていうのはある程度の妥協が必要になります。
そういう観点で考えると、サラリーマンでどこかの事務所や工場ではたらくのって、色々効率が良かったりするんですよね。
物事は善し悪しなので、サラリーマンだからダメとかそんなことは決してないんです。
ちなみに、私がノマドフリーランスをやっている理由なんですが、「旅をしたい!」っていうのももちろんあるのですが、一番大きいのは「朝起きれないから」です。
朝……起きれるようになりたいよね……

年収○○万円

主にネットビジネス系ですが、ツイッターとか見ると、年収(年商)1億円の人とか数千万円の人がたくさんいます。
びっくりするぐらいいます。
プロフィールに書いている人も多いですね。
ちなみに、年収1000万は労働人口の5%ぐらいです。
まあ、これならいそうですが、1億になると0.03%しかいません。
まあ、つまりそういうことですよね。

私が今まで会った「ネットビジネス」・「ノマド」をしている人たち

見栄っ張り

インスタとか、ツイッターとかで上記のキラキラした感じで投稿しています。
まあ、良いんですけど……リアル感があまりないんですよね。
で、ここでは特定のアレとかソレとか言いませんが、実際に会って話してみると、「うーん」って感じな人も多かったです。
でも、皆さん結構必死で「俺はすごい」アピールをされるんですよね。
私は、ダメダメでも人間くさい人の方が好きです。
10万円騙された話とか美人局に遭った話とかをゲラゲラ話す人の方がおもしろくないですか?
ちなみに私にも近い話はあります。
騙されたわけでも、美人局でもありませんが(笑)

実際はそんなに稼げてない……

まあ大体見栄を張る人は「稼げてる」アピールする人も多いのですが、よくよく聞くと大した事ない人も結構いますね。
普通に日本でサラリーマンやってたらもっと稼げない?って思います。
いや、稼げてないことは別に良いのですが、「さんざんアピールしてこれぐらいなのか」って思うのです。
たとえば、「10万稼いだ!」とか言ってて、金額だけ見るとすごいような気もするのですが、それに費やした時間が200時間とかだと、「時給500円かー」ってなります。
ものによりますが。

詐欺的な商売をしている

まあ、この界隈、情報商材的なものが多いです。
情報商材それ自体は別に良いんですよ。
ちゃんとした情報を扱ってさえいれば。
でも、体感ですが7,8割ぐらいは詐欺的なものです。
なぜキラキラした写真やツイートが多いのか?なぜ「儲かっている」アピールをするのか?
その根源的な理由は、「私はこのような素晴らしい生活をしています。あなたもそうなりたいと思いませんか?下記の口座に○○万円振り込んだらその秘密を伝授します」という手口なわけです。
この商売、楽なんですよね。
仮に申し込んだ人にテキトーなことを言って、その人がうまくいかなかったとしても、「努力がたりなかったからだ」って簡単に責任逃れができるからです。
また、それを信じ込んでしまい、「あなたのために特別トレーニングを提供します」って言ったらまた金を取れますからね。
そして、これをやっている人って、正直かなり多いです。
ある程度顔が売れてくると、1人月5万~10万ぐらい取れるようになれば、10人もいれば月収50万~100万ですから。
で、教えている人の中で数人「成功」させて、彼らにまったく同じやり方を伝授すれば、「○○さんのように成功できる!」と夢を持たせられるわけです。
なんだかネズミ講に近い構造をしてるんです。

 

怪しい人はどうやって見分けるのか

「どこから利益が出ているのか」をまず見極める

ちゃんと仕事をしていたとしたら、ちゃんとした数字や利益について話せます。
というか、利益出てないと続かないですし。
フェイクな人はごまかすか、ふわっとしたことか言わないケースも多いです。
ちなみに、売上だけしか言わない人も要注意です。
仮に月の売り上げが100万あったとしても、経費で90万出ているとしたら、利益は10万円ですからね(ここらへん、計算の仕方で見方は変わりますが、ここで言いたいのは売上「だけ」話す人のことです)。
慣れてくると、別に相手が具体的な数字を出さなくてもなんとなくわかってきます。

変にキラキラしていないか

キラキラさせるのにどんな理由があるのか?を考えた方がいいです。
キラキラ的な行動に妥当性があるのか、ということですね。
モデルさんとかは、製品のPRのためにわざとそうしている人もいますが、明らかに見せびらかすようにしている人は要注意です。
まあ、本当にただ見栄を張っているだけなら、むしろ可愛らしいのですが(笑)

あなたにそれを話すことで、その人はどのような利益があるのかを考える

情報商材ビジネスでよくあることなんですが、「目の前の人はどんなメリットがあってあなたと話しているのか」ということを意識した方がいいです。
もし「あなたのためを思って」とか人情に訴えかけるような曖昧なことを言われた場合は要注意です。
だいたい9割ぐらいは詐欺です。マジで。

 

まとめ

なんというかこの界隈、うさんくさい人が多いんですよ、本当。
甘い言葉を言う人は詐欺師が多いので、皆さんも気をつけてくださいね。
コワーキングスペースとか行くと、「人脈!」って言って名刺コレクターになる程度ならまだ可愛らしいのですが、一番悲しいのは、騙されたことに気付かずに目をキラキラさせて、自分も詐欺に加担しているケースですね。
まあ、こういうのを読まない人が騙されるわけで、あまりここで書いても意味がないのが実情なのですが……。